生口島でランチが評判のひゃっこや

HYAKKOYA
誕生ストーリー

HYAKKOYA誕生ストーリー

“サイクリストの聖地”として注目を集めるしまなみ海道が開通するもっとずっと前、昭和50年に「百耕屋」は現オーナー夫妻の祖父母が営む土産物屋として生口島瀬戸田町に誕生しました。

HYAKKOYA誕生ストーリー

長年多くの人に愛された百耕屋でしたが、祖父母が高齢になり閉店。店舗は空き家となり、観光地の目の前という場所柄でありながらシャッターは下りたまま、住人のいない建物は日々老朽化が進んでいく状況でした。
空き家をそのままにしておくわけにはいかず、親戚一同で話し合いを重ね、建物を売りに出すか賃貸として貸し出す提案が出ます。

 -しかし祖母の願いは、
「他人に家を貸したくない」。

話し合いが進まず平行線を辿っていたある日、妻が「私たちの手で、思い出の百耕屋をどうにかできないだろうか」と言い始めます。当時、広島市内で“予約の取れない店”として有名な「大人の洋食屋さん”ぶると味”」を経営していたオーナー夫妻でしたが、祖母の願いと “生まれ故郷に恩返しがしたい”という妻の強い想いから、”ぶると味”店舗を閉め、生口島瀬戸田の地で一から事業を興すことを決意します。

店名は代々続く「百耕屋[ひゃっこうや]」から、当時幼い孫たちが呼んでいた愛称ヒャッコヤへと名称を変え、「HYAKKOYA」として新たなスタートを切りました。

HYAKKOYA誕生ストーリー

開発秘話

1つ1つの素材を厳選したこだわりの一品を目当てに、季節毎に遠方から訪れるファンも多かった「大人の洋食屋さん”ぶると味”」のオーナー。HYAKKOYAのメニュー開発に際し、注目したのは生口島の特産物、「瀬戸田レモン」でした。

開発秘話

“昭和の初期から続く、手間暇かけて大切に育てられる高品質なレモンを守っていきたい。”
“生口島を訪れた多くの人に瀬戸田レモンの美味しさを知ってもらいたい。“

そんな想いから、瀬戸田レモンを使った商品をつくることを決意しました。

レモンは果肉よりも皮に多くの栄養を含み、風味も強く感じます。
皮まで安心して食べられる瀬戸田レモンの特徴を最大限に活かすものは何かと考え、辿り着いたのが瀬戸田レモンをまるごと使ったレモネードでした。

オーナー夫妻は「大人の洋食屋さん”ぶると味”」を経営する傍ら、日々レモネードの研究に明け暮れました。様々な製法でレモネード作りを試しますが、出来上がるのは“普通の美味しいレモネード”。凡庸なものにしかならず、開発は難航しました。
そんな中、熱を発生させずに搾汁するコールドプレス製法に新たな可能性を見出しますが、風味が強い反面、短時間でレモンのえぐみや渋みが強く出てしまうという欠点があり、そこからも毎日試作を繰り返しました。

開発期間は気付くと2年を過ぎていました。

そしてついに、自信を持って「うまい!」と言える唯一無二のレモネードが完成。
瀬戸田レモンの美味しさを120%生かしつつ、えぐみや渋みの無い、コールドプレス製法ならではのすっきりとした甘味と芳醇な香り、皮の苦味と酸味が高次元でバランスした極上レモネードが誕生しました。

ここでしか味わえない
HYAKKOYAオリジナルのレモネード
― 旅の記憶に残る1杯を ―

同居酒屋の店長

オーナー経歴

1996年(10代〜)
地元の焼鳥屋でアルバイトを始め、2年後同店の店長を任される。
美味しいと思ったものを振る舞い、喜ぶお客様の顔を見る、飲食という世界の素晴らしさと店舗運営のノウハウを学ぶ。
2002年(25歳〜)
尾道の創作居酒屋に就職。
和食や洋食それぞれの職人と出会い、料理の奥深さ、楽しさに目覚める。
職人の生きた技術をふんだんに学ぶ。
2012年(35歳〜)

同居酒屋の店長を10年勤め上げ、全国の美味いモノを食べ歩くためバイク日本一周の旅に。
野宿をしながら全国各地を周る中、立ち寄った広島市で後の「大人の洋食屋さん”ぶると味”」となる物件に運命的に出会い、起業。

同居酒屋の店長

”30歳以上の大人が安心して料理を楽しめる店”をテーマに、オーナーと妻とみの二人で開業した店舗は当初人脈も資金もなかったが、噂が噂を呼び半年ほどで繁盛店の仲間入りを果たす。こだわりのビフテキやハンバーグなどの洋食メニューを中心に、オーナーのセレクトワインを提供する”ぶると味”では、全国の美食を食べ尽くしたグルメ達が目を輝かせる光景も多く見られた。

やがて夜のホステス達からも熱く支持され「予約の取れない店」と呼ばれ始め、”ここでしか食べられない洋食”を提供する店として確固としたポジションを獲得。

ここでしか食べられない洋食
2022年(45歳〜)
「故郷に恩返しがしたい。」妻の一言に感銘を受け、生口島瀬戸田への移住を決意。
多くのお客様に惜しまれつつ、ぶると味を閉店。
祖父母から受け継いだ百耕屋をリノベーションしHYAKKOYAとして再出発する。
お問い合わせ
HYAKKOYA(ヒャッコヤ)|瀬戸田の自家製レモネードなら百耕屋

[ ひゃっこや ]

0845-25-6555

0845-25-6555 info@hyakkoya.com

営業時間:11:00〜16:00(売切れ次第終了)
定休日:不定休(「お知らせ」をご覧ください)