開発秘話
1つ1つの素材を厳選したこだわりの一品を目当てに、季節毎に遠方から訪れるファンも多かった「大人の洋食屋さん”ぶると味”」のオーナー。HYAKKOYAのメニュー開発に際し、注目したのは生口島の特産物、「瀬戸田レモン」でした。
“昭和の初期から続く、手間暇かけて大切に育てられる高品質なレモンを守っていきたい。”
“生口島を訪れた多くの人に瀬戸田レモンの美味しさを知ってもらいたい。“
そんな想いから、瀬戸田レモンを使った商品をつくることを決意しました。
レモンは果肉よりも皮に多くの栄養を含み、風味も強く感じます。
皮まで安心して食べられる瀬戸田レモンの特徴を最大限に活かすものは何かと考え、辿り着いたのが瀬戸田レモンをまるごと使ったレモネードでした。
オーナー夫妻は「大人の洋食屋さん”ぶると味”」を経営する傍ら、日々レモネードの研究に明け暮れました。様々な製法でレモネード作りを試しますが、出来上がるのは“普通の美味しいレモネード”。凡庸なものにしかならず、開発は難航しました。
そんな中、熱を発生させずに搾汁するコールドプレス製法に新たな可能性を見出しますが、風味が強い反面、短時間でレモンのえぐみや渋みが強く出てしまうという欠点があり、そこからも毎日試作を繰り返しました。
開発期間は気付くと2年を過ぎていました。
そしてついに、自信を持って「うまい!」と言える唯一無二のレモネードが完成。
瀬戸田レモンの美味しさを120%生かしつつ、えぐみや渋みの無い、コールドプレス製法ならではのすっきりとした甘味と芳醇な香り、皮の苦味と酸味が高次元でバランスした極上レモネードが誕生しました。
ここでしか味わえない
HYAKKOYAオリジナルのレモネード
― 旅の記憶に残る1杯を ―